扇山~犬目丸~大野貯水池 快適で気持ちの良い穴場縦走コース!

今回は山梨県、大月・上野原に位置する「扇山」の縦走コースを紹介いたします。

扇山について

扇山(おうぎやま)は、山梨県大月市と上野原市の境にある山。標高は1138メートル。山梨百名山の一つ(WIKIより引用)

今回は扇山から東の稜線を進み、四方津駅まで縦走するコースを紹介いたします。

距離は15キロ、登りの累積標高は1191、下りは1265となります。

ちなみに時間は私の場合は2時間38分ほどでした。

今回の縦走コースで通過するピークの最新情報は以下からご確認ください。

YAMAP / ヤマップ

扇山(おうぎやま)は、山梨県大月市と上野原市の境に位置する標高1138mの山である。その名の通り扇を広げたようなたおやか…

YAMAP / ヤマップ

No.1登山アプリYAMAP。オフラインの山中でも現在地を確認できる。最新のルート状況をはじめ、全国各地の登山情報を網羅…

YAMAP / ヤマップ

No.1登山アプリYAMAP。オフラインの山中でも現在地を確認できる。最新のルート状況をはじめ、全国各地の登山情報を網羅…

アクセス

公共交通機関

JR中央線「鳥沢駅」下車

駐車場

登山口である梨ノ木平に無料で6代駐車できる駐車場あり

梨ノ木平

ただし、扇山は人気の山なので、土日だと埋まる可能性が大。

今回の記事で紹介するコースは縦走コースでもあるので扇山へのアクセスは公共交通機関の利用をお勧めいたします。

鳥沢駅からスタート

鳥沢駅前には綺麗なトイレあり。

ここですませてしまいましょう。

扇山はさすが人気の山だけあって、扇山までの標識は充実しています。

あちこちに標識があります。

雰囲気の良い林道を通ります。

熊もいるようなので熊鈴はあった方が良いです。

途中にはショートカットコースもあります。

こちらの標識が目印です。

ちょっとしたトレイル

夏場は藪や蜘蛛の巣がすごいことになってそうなトレイル

取材時は冬だったので快適でした。

梨ノ木平駐車場

こちらが先で触れた駐車場です。

取材時は平日でしたがすでに4台の車がとまっていました。

ちなみに登山口までは結構長いです。

距離を確認したら鳥沢駅から四キロほどでした

梨ノ木平登山口

登山口にもトイレがあります。

扇山までは1時間50分とのことですが私はここから34分ほどで登れました。

初めは植林の道を進んでいきます。

水場

途中で出てくる水場

ここは飲めるようです。

冬でも枯れることなく結構な勢いでドバドバと出ておりました。

水場を過ぎたあたりから傾斜がきつくなり、一気に高度を上げていくことになります。

尾根に出るまでは葛折りが続きます。

ですがそれなりに走れる斜度でした。

尾根に出ると一気に明るくなり、平坦になります。

扇山山頂

そしてこちらが扇山山頂。

秀麗富嶽十二景にも選定されている山梨百名山です。

山梨県大月市の公式ホームページです。観光・イベント情報や市民の方向けの生活情報、行政情報など、さまざまな情報を発信してい…

山頂はちょっとした広場のようになっており、休憩にはぴったりです。

そしてここからがトレラン的には本番。

標識に従い(ほとんど字は消えかかっておりますが・・・)稜線を東へと縦走していきます。

まずはガッと一気に下り

その後はご覧の通りの走りやすいトレイルとなります。

分岐点

こちらは思わず鳥沢駅の方に吸い込まれそうになりますが・・

こちらの犬目、大野貯水池方面へと進みます。

上の標識から先は落ち葉が増えていきます。

見晴台方面へと進みます。

この分岐は左へ

犬目丸

こちらが犬目丸の山頂です。

扇山山頂には劣りますが、ここからの眺望もなかなかのもの。

山頂標識は探したのですがありませんでした。

が、見逃していただけでちゃんとあるようです。

犬目丸から先も下り基調です。

下山路もしっかりと整備されていますが、すれ違った人は一人のみ。

下山路にもこのような素晴らしいビュースポットがあります。

一旦ロードに出ます。

ここは犬目宿という宿場町だったところです。

こちら側も標識が充実しており安心です。

四方津方面へと進みます。

続いて大野貯水池方面へと進みます。

ここから一気に標高を下げていきます。

ややわかりにくい分岐。

私はこの分岐に気づかず、通り過ぎてしまいました。

南米沢方面へ

こちらの橋を渡ります。

大野貯水池のハイキングコースへと入ります。

ここからまたトレイルです。

濡れていると非常に滑りやすい橋。注意が必要です。

こちらのハイキングコースは枝葉が多く、やや荒れてはおりましたが道ははっきりしており迷うことはまずないでしょう。

標識もあちこちにありました。

台風19号の影響がまだ残っておりましたが問題ありません。

こちらは扇山と比べるとわずかな登りで尾根に出れました。

尾根に出るとこちらのコースも快適です。

御春山山頂

そしてこちらのハイキングコースのピークの一つ、御春山です。

ちょっとした東屋があり休憩できます。

標高は463

続いて縦走路を進んでいきます。

御春山から先もしっかりと整備されておりますが、一部滑りやすい急な降りあり。

郡司山山頂

御春山から間も無くして次なるピークの郡司山へと到着します。

こちらのピークは特に眺望はありません。

ですがこちらにもベンチはあります。

郡司山からは一気に標高を下げていきます。

御春山山頂で見られたものよりさらに大きな東屋。

ここからは大野貯水池が一望できます。

下山して大野貯水池横のトレイルを進みます。

大野貯水池を一周することも可能です。

ここから標識に従い、四方津駅へと進みます。

二キロほどです。

四方津駅でゴール

お疲れ様でした。

 

扇山〜大野貯水池までの総評

アクセス:登山口までは駅から距離があり、やや遠いのが難点です。

ただ、登山口に駐車場があるので扇山だけ登りたいのであればマイカー登山が楽です。

3
走りやすさ:扇山山頂まではそれなりに急な上りですが、尾根に出た後はとても走りやすく快適なトレイルが続きます。

尾根に出た後はアップダウンもあまりなく、下り基調です。

4.5
コースのわかりやすさ:ロードもトレイルも標識が非常に充実しております。

分岐は多いですが標識を見逃さなければ迷うことはないと思います。

ただ、大野貯水池ハイキングコースの取り付きはややわかりにくいです。

3.5
人の少なさ:扇山まではそこそこ人が多いです(取材時は平日だったのにそれなりに人がいました。)

ですが扇山から先の縦走路からすれ違った人はたった一人のみです。

おそらく土日でも混み合うことはまずありません。

4.5
総合:走りやすいだけでなく、冬ならばところどころで眺望も楽しめる良いコースです。

逆にあまりアップダウンはないのでトレーニングには向かないコースです。

3.5

 

最新情報をチェックしよう!