今回は梅ノ木平から三沢峠へと至るルートの紹介をいたします。
三沢峠について
南高尾の稜線上にある峠の一つです。
通常、この三沢峠は南高尾の稜線上を縦走中に通過する方が多く、多くの方にとっては単なる通過点にしか過ぎないのですが実は梅ノ木平からアクセスでき、ちょうど良い峠走に使える良ルートなのです。
アクセス
公共交通機関
八王子駅北口、または相模湖駅から出ているバスにてアクセスできますが(詳細はこちらを)
本数が少ないのであまりおすすめできません。
バス以外でのアクセスでは高尾山口駅から直接走って(歩いて)のアクセスです。
高尾山口までの距離は1.4キロで徒歩の場合だと18分程度なのでトレイルランナーであれば特に問題ないでしょう。
マイカー
高尾山口駅近くにある駐車場に駐車し、そこから歩いて、または走ってアクセスすることをお勧めいたします。
駐車場についてはこちらをご覧ください。
高尾山口駅からスタート
高尾山口から大垂水峠方面へと向かって進んでいきます。
梅ノ木平へ
しばらく走ると梅ノ木平です。
こちらのお地蔵様と関東ふれあいの道の石像が目印です。
大垂水峠方面へと進んでいきます。
ここの分岐は左へ
すぐに林道へと入ります。
このお地蔵様の左にある踏み跡を進むと南高尾の稜線に乗れますが今回のコースはこちらではありません。
林道途中にある高尾グリーンセンター、こちらは宿泊施設です。
大人3300円からと異常に安いです。
詳細はこちらを。
高尾グリーンセンターは周囲を豊かな森林に囲まれ、四季折々の自然を身近に感じることができます。また森林ボランティア活動とし…
ちなみにこちらのコースも関東ふれあいの道の一部でもあります。
休憩所も一箇所だけあります。
この休憩所から徐々に勾配がきつくなっていきますが全てなんとか走り切れるほどの上りです。
ちなみに林道ではありますがほぼ全てトレイルです。
三沢峠へ
三沢峠へ到着。
ここから一気に人が増えます。
草戸山方面へと進みます。
ここからは多くのトレイルランナーお馴染みの走りやすい南高尾の稜線です。
が、私の感覚からするとここも人が多いと感じてしまいます。
榎窪山
非常に目立たない南高尾のピークである榎窪山
草戸山へ
榎窪山から草戸山まではあっという間です。
取材日は冬の晴天時だったのでよく八王子方面が見えました。
引き続き南高尾の稜線を高尾方面へと向かって進んでいきます。
草戸峠へ
間もなくして草戸峠へ
ここから見える山が高尾山です。
ベンチ多数あり。
そしてこの分岐の奥には拓大尾根が伸びています。
ここまで進んできて少しでも「人が多いな。」と感じた時はこの尾根に逃げると良いです。
この尾根は休日でも人が少ない上、走りやすく迷いにくいのでおすすめの尾根の一つでもあります。
詳細はこちらを。
三沢峠コースの総評
アクセス:公共交通機関・車ともに良好です。
バスの本数は少ないですが、駅からバス停までの距離も近いので問題ありません。 |
3.5 |
走りやすさ:非常に走りやすくある程度の走力のあるランナーであれば終始走り通すことも十分可能です。
また、三沢峠の林道は林道でありながらほぼトレイルであることも良いです。 |
5 |
コースのわかりやすさ:関東ふれあいの道だけあって標識はあちこちにあり、迷うことはまずないでしょう。
トレイルのコンディションも非常に良いです。 |
5 |
人の少なさ:三沢峠までは非常に少なく快適なのですが、南高尾の稜線に出ると人が多くなりますが土日でも人が多過ぎて走れない、ということもありません。 | 3.5 |
総合:ルートのわかりやすさや体力的難易度の低さから初心者向けの良コースです。
上級者の方も南高尾のメインコースにはもう飽きたよ!!という方にはおすすめできます。 また、近くの大垂水峠で峠走をするのには大型トラックが多くて怖い、という方にもおすすめです。 |
3.5 |