スキンメッシュ ファイントラックの良いところと気になるところを徹底レビュー

前回と同様今回もベースレイヤー特集です。

前回はミレーのドライナメックメッシュを紹介しましたが

トレラン時のベースレイヤーに最適の「ドライナミックメッシュ」をレビュー

今回はファイントラックから出ている

「スキンメッシュ」を紹介いたします。

こちらも定番ドライナメックメッシュと同じく、定番のベースレイヤーの一つですね。

私はどちらも愛用しており、季節ごとに使い分けております。

ただ、ベースレイヤーでもかなり手触りや使い心地が異なるので好みは分かれるかもしれません。

スキンメッシュのここが良い!

吸汗撥水効果がすごい!

ベースレイヤーに一番求められるのが

汗をしっかりと吸い取り、外に逃してくれる吸汗撥水効果です。

こちらはミレーのドライナメックメッシュも悪くありませんが、スキンメッシュの方が生地が薄くペラペラしている分、より優れております。

 

吸汗撥水効果に関してはこちらの動画がわかりやすいのでご覧ください。

私はかなりの汗っかきで夏場だとミレーのドライナメックメッシュは発汗処理が追いつかないこともあったのですが、スキンメッシュではそういったこともありませんでした。

夏山でも安心して着用することができます。

速乾性に非常に優れている

ミレーのドライナメックメッシュも速乾性はあるとのことですが、私の場合は汗っかきなのでダメでした。

生地に厚みがあるので、汗をたっぷりと吸い込むのは良いのですが一度汗を吸い込むとなかなか乾かないのです。

ですがその点、ドライメッシュは生地が薄いのでどんなに汗をかいてもすぐに乾き、サラッとした着心地が持続します。

特に大量に汗をかく夏場は強い味方となりますね。

スキンメッシュのここが今ひとつ

生地がペらく破れやすい

スキンメッシュは現在着用しているので二着目で数ヶ月前に購入したのですが

早くも脇下が破れてしまいました。

生地がかなり薄く、ペラペラですので耐久性はあまり無いかと。

マイナーチェンジ後は生地がしっかりとしている、との感想もありますが耐久性に関してはあまり変わっていないのでは、というのが正直な感想です。

脱ぎにくい

ミレーのドライナメックメッシュは伸縮性に優れており、生地も厚かったので脱ぐのも着るのも無理なくできました。

スキンメッシュも着るのは問題ありません。

が、問題は「脱ぐ」時です。

生地自体が薄く掴みにくいこともあってか非常に脱ぎにくいです。

そして無理矢理脱ごうとするとすぐに破けてしまう悪循環。

トレラン後はとにかく早く衣服を脱ぎ捨てたいので、脱ぎにくいのは地味にストレスになりますね・・・

保温性は無い

夏でも通気性がよく涼しいということは保温性とはトレードオフということです。

ただ、冬場は向かないということではなくウエアリング次第では冬でも問題なく着用できます。

が、私は寒くなってきたら素材自体に保温性のあるドライナメックメッシュをメインに着るようになりますね。

臭いが気になる

耐久抗菌防臭でニオイを発する菌の繁殖を抑えながら、耐久撥水で菌のエサとなる皮脂の付着を抑える、と謳ってはおりますが正直結構臭います。

ドライナメックメッシュは臭いは気にならなかったのですが、スキンメッシュの方は結構汗臭くなります。

同じように臭いで悩まされている方もいるようです。

それゆけ山道具

半年以上山行をともにしたドライナミックも、運動後しばらくするとかなりのニオイを発するようになってしまい、このままだと日帰…

重曹を使うなどの対策もありますが正直面倒なので、私は臭いは受け入れて使っていますね。

まとめ

今回は良い点よりも気になる点の方が多くなってしまいましたが、総合的な満足度は高く気に入っております。

トレランの必須アイテムの一つですね。

個人的には脱ぎやすさと臭いが改善されればより良いので、アップデートしていただきたいです。

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