今回は八王子城にある太鼓曲輪尾根コースを紹介します。
太鼓曲輪尾根について
こちらのコースは地図に載っていないバリエーションルートの一つですが、比較的トレイルはしっかりしておりゆるやかなのでトレイルランに適したコースとなっております。
コースの特徴は何と言っても五箇所ある堀切です。
尾根上は遮断線が強く意識され、巨大な堀切が何回も出現します。
太鼓曲輪尾根 コースに案内板ができて 随分親切になった これで誰でも ハイキングできるんじゃないでしょうかここは以前はマイナールートでした😋 pic.twitter.com/uVjPklDuNC
— 静吉@へのへのもへじ😋 (@i_shizukichi) March 10, 2021
太鼓曲輪尾根は こんなに素敵なところなんだよ😋 pic.twitter.com/XyyRuTsUS5
— 静吉@へのへのもへじ😋 (@i_shizukichi) March 10, 2021
八王子城🏯
太鼓曲輪
尾根道や曲輪の側面を見ると石垣で固められてた痕跡や、一部石垣が残ってます!
いずれも敵が攻めてくる方角に積まれているので簡単に攻めさせない工夫かと思います。
北条氏と言えば土の城のイメージですが、八王子城は織田信長の安土城を参考にしたとの事で至る所に石垣がry pic.twitter.com/mlpocrK3yG
— 👾koji(ササコー) (@nikki_ssk) October 21, 2021
アクセス
公共交通機関
JR高尾駅下車徒歩20分ほど
ランならば10分ほど
マイカー
高尾近辺の駐車場に駐車した後
高尾駅周辺の駐車場について、調べてみました。相場よりも安い駐車場を中心に、北口と南口にわけて解説していきます。相場よりも…
同じく徒歩にて
コース紹介
まずは八王子城を目指して進んでいきます。
信号を渡ります。
八王子城はこのまま直進ですが、太鼓曲輪尾根へアクセスするにはここを左へ
城山川沿いにしばらく進んでいきます。
太鼓曲輪尾根取りつき
取り付きはこちら。
標識などはないので分かりづらいです。
私も初めての時は取り付きを間違えてしまったので要注意
テープに従って竹藪の中を進んでいきます。
竹藪を抜けてこの仲宿橋を渡ります。
藪に埋もれてみにくいですがここで初めて太鼓曲輪尾根の標識が出てきます。
ここが尾根への取り付きです。
はじめはやや急でトラロープがあります。
が、すぐに尾根に登れるのでここからはご覧の通り比較的なだらかなトレイルが続きます。
個人的に太鼓曲輪尾根でのお気に入りポイント
木々が重なってトンネルのようになっている場所です。
ただ、あまり人が通らない(といっても最近標識がつけられてからは歩く人が増えた模様)コースなのでやや枝木や倒木が多いです。
ここはくぐったりまたいだりして進みます。
分岐1
ここを右に曲がると八王子城に降りれます。
今回はこのまま尾根を進んでいきます。
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分岐1から本格的な堀切が次々と出てきます。
かなり急なので直接降りるのはお勧めできません。
実際、ここで直接降りようとして滑落したトレイルランナーがいたようです。
堀切には必ず左右どちらかに道が設けられているのでこちらを進みましょう。
どんどんと堀切が大きくなります。
ここも左に巻きます。
第五堀切
ここが一番大きな堀切でしょうか。
それにしても人力でこれだけの切り通しを開いてしまうとは昔の人は大したものです。
堀切の様子はこちらの動画がわかりやすいのでご覧ください。
分岐2
間違えやすいポイントです。
ここは真ん中が正解です。
逆にここ以外は特に迷いそうな箇所はありません。
分岐3
北高尾のメイン縦走路に合流しました。
右に進めば八王子城、裏高尾縦走路方面へ
左に進めば地蔵峰を経由して下山できます。
今回は左へ進みました。
唐沢山
北高尾にあるなんてことのないピークの一つです。
最近標識が一つ増えたようです。
北高尾の縦走路はトレイルランナー御用達のアップダウンが激しいコースです。
地蔵峰
東京里山100選にも選ばれている山でもあります。
その名前通りお地蔵様が点在しております。
最後の注意点。
急降下する急な下りです。
ロープを伝ってゆっくり歩きましょう。
無事下山しました。
ここから高尾駅まではすぐです。
まとめ
高尾駅から周回して約8キロほどのミニコースです。
やや荒れているところもありますし、地図に載っていないルートですので完全初心者むきとは言えませんが
体力的には優しいコースです。
土日でも人は少ないので人を避けたい時や北高尾のメインルートに飽きた時に使うと良いでしょう。
太鼓曲輪尾根を経由するルートはこちらをご参照ください。
様々なコース取りが可能となります。