今回はサロモンの定番トレランシューズである
センスライドの4作目
「センスライド4」をレビューいたします。
私は初代センスライドから愛用しており毎回アップデートバージョンも購入しておりますがとうとう4作目!
今回も期待を裏切らない出来となっておりましたので詳しく解説して参ります。
サロモンセンスライド4のスペック
公式ページはこちら
オールラウンドに活躍するロードランニングシューズがさらに進化。SENSE RIDE は、ソフトな Optivibe™ が高いクッション性を発揮し、これまで通りの快適さと優れた反発性を実現します。アッパーは、特にかかと周りのホールド力を高めるとともに、極めて丈夫な砂除けメッシュを採用。このシューズを履いて、今すぐ新たなアドベンチャーに出発できます。(説明文を公式HPから引用))
サロモンセンスライド4のここが良い
見た目がクール!
サロモンのセンスライドシリーズを使い続けている理由の一つとしてまず見た目の格好良さがあります。
見た目って結構重要な要素だったりします。
格好いい(と思える)靴を履くだけでもテンションが上がりますからね。
センスライドシリーズは機能面はバージョンごとに改良されておりますが、見た目は初代からほとんど変わりはありません(ただし、カラーバリエーションは異なります)
このシンプルでどこか洗練されたデザインが個人的には気に入っております。
他のカラーはこちらをご参照ください。
View this post on Instagram
View this post on Instagram
全路面に対応した適度なグリップ力!
センスライドで採用されているのはコンタグリップ。
サロモン独自のソールグリップテクノロジーでして成分配合率とスポーツに応じたグリップのパターンと深さを採用したソールとなります。
あらゆるトレイルに対応しており、適度なグリップ力があります。
濡れた路面やぬかるみにも強いです。
ラグの深さは4mmほど
基本的にラグが深ければ深いほどグリップは良くなるわけですが、深すぎるとロードで引っ掛かりが生じスムーズに走れなくなるデメリットがあります。
その点、センスライド4のラグは深すぎず、浅すぎずちょうど良い塩梅でトレイルのみならずロードも走りやすいです。
この匙加減が個人的にとても好きなのです。
更に進化したQuicklace システム
個人的にサロモンのセンスライドシリーズで一番気に入っているのがこちらのQuicklace システムとなります。
靴紐ではなく独自のクイックレースを採用しており靴紐を結ぶ事なく、靴の締め付けを調整できるのです。
こちらのクイックレースを引っ張り
調整後、タンに収納出来るので走行中に緩んだり、靴紐のように解けたりすることがないのでとても秀逸なシステムです。
詳しい行い方はこちらの動画がわかりやすいです。
そしてこのQuicklace システム
3から更に進化しており、よりスムーズに脱着が出来るようになりました!
一番気に入っている部分がより進化したのはとても嬉しかったですね!
初代のようなナチュラル感が戻ってきた!
前作の3のアップデートでセンスライドはよりクッション性と剛性が増しました。
しかしそのリターンとして、若干重くゴツくなってしまいました(あくまで若干です)
サロモンのトレランシューズは基本的にランニングシューズに近いですが、センスライドの3に関しては登山靴よりになってしまったように個人的には感じました。
ですが3の頃の良さは引き継ぎ、更に踵内側にクッションが追加しつつ、初代の頃のようなナチュラルさが戻ってきたのです。
過剰なプロテクションは感じさせず、ナチュラルラン志向の方にも受け入れられるような感じがあります。
もちろん、バランスが良いので初心者の方の最初の一足としても非常にお勧めできます。
適度なクッション性
クッションが更に追加されながらも、過剰なクッションは感じさせません。
適度な硬さがあり、ふわふわとしてホカのようなクッション性はありません。
ですが本来、トレランシューズに過剰なクッション性は必要ないと思っております。
何故なら柔らかく、足に負担のかからないトレイルがメインだから。
あまりにクッション性が高すぎると足裏感覚が失われてしまうのですが、このセンスライドはクッション性も高いのですが「高すぎず」ちょうど良い感じのクッション性なのが良いです。
センスライド4のここが今ひとつ
若干硬い
これといった欠点のないセンスライド4ですがあえて一つ欠点を上げるのであれば「若干硬い」
というところでしょうか。
特に履き初めは硬く感じやすいかもしれませんが、履き続ける事で柔らかくなっていくのでそれほど気にならないかと思います。
Salomonのセンスライド4(トレイル用)買ったので試走してきました。思ったより硬くて、あまりロードを走る気にならないwけど、慣れでなんとかなりそうな気もするのでもうちょい履き込んでみます。砂利や芝生、土の上だと硬さも気にならないし安定感高そう。トレイル用シューズの選び方、分からんなぁ pic.twitter.com/4Ly56lHUvS
— ねぎラン (@negi_running) March 14, 2021
最後に
センスライド4はどちらかというと初心者向けのトレランシューズだと思いますが、もちろん中・上級者の方も気に入るであろう完成度の高い初心者シューズです。
前作から変わらず引き継いでいるOptivibe™による振動吸収で足の疲れを軽減するシステムもポイント高いです!
そして何より靴紐の煩わしさから解放されるクイックレースが本当に秀逸ですので是非一度試して頂きたいです!