今回は北高尾にある穴場コースである「心源院歴史古道」の紹介をさせて頂きます。
心源院歴史古道とは?
名前通り心源院という寺院から伸びる尾根です。
心源院の所在地はこちらを。
北高尾は人が少ないコースですが、ここ心源院歴史古道は北高尾の中でもマイナーで特に人が少ないコースです。
ですが人が少なくても全体的に整備は行き届いており、走りやすいコースでもあります。
心源院歴史古道への最新情報はこちらをチェックしてみてください
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心源院歴史古道までのアクセス
公共交通機関
高尾駅北口から出ている宝生寺団地行きバスに乗車
川原宿大橋にて下車
時刻表はこちらを参照ください。
マイカー
マイカー利用の方は八王子城の駐車場を利用すると良いです。
ただし利用時間は午前9時~午後5時までとなるので注意。
川原宿大橋バス停からスタート
以前紹介した滝ノ沢林道もここからスタートとなります。
詳細はこちらを。
川沿いのトレイルを進みます。
トレイルが終わったら左折します。
心源院へ
こちらが心源院の入り口となります。
立派な寺院です。
綺麗なトイレもあります。
ここの秋葉神社の鳥居からトレイルがスタートです。
心源院歴史古道はこのようなお手製の標識があちこちにありますので道迷いの心配はまずありません。
秋葉神社まで登っていきます。
秋葉神社へ
秋葉神社の本殿の横に尾根への取り付きがあります。
ゆるやかな登りが続きます
あちこちに標識、ベンチがあるのがありがたいです。
開けていて気持ちの良いトレイル
向山砦
ここが第一ピークです。
ベンチあり。
お手製のベンチ2
眺望はなかなかですが次のピークである第六天の方が優れております。
大六天へと向けて進みます。
大六天
こちらも変わった名前ではありますが山の名前です。
ここからの眺めは素晴らしいの一言。
非常に開放的で気持ちの良い場所です。
冬の晴天時は筑波山や日光の男体山も見えます。
こんにちは。我が家の近所も低山の宝庫ですが、2年前の2月に八王子城跡から「心源院古道」を歩いたとき、「大六天」という見晴台から男体山などがくっきり見えて感激しました。 #次の深夜便の出番はいつでしょう? pic.twitter.com/nAdaf6Y3RN
— にゃんまり(八王子ニャーメン) (@cat_marimo) April 8, 2019
こちらもお手製ベンチが多数あります。
ちょっとした休憩にはピッタリのスポットです。
大六天の由来。
ここには元々お堂があったようです。
大六天から先もしっかりと踏まれた良いトレイルです。
標識も変わらずあるので安心できます。
ここは三叉峠という峠です。
ここから北条氏の墓まで下ることもできますが、こちらのコースは踏み跡もやや薄く、標識も少なくなりますので山慣れした人向けです。
あちこちに標識がありますが、これは最近整備されたもののようです。
ありがたいですね。
岩田さんのことは存じ上げていませんでしたが、確かにテイストが同じですね。心源院古道の道標は最近になってこの道を整備された方々が作られたと思われますが、非常にわかりやすく、かつ歩くのが楽しくなる道標でした!
— nishinocci (@nishinocci1) February 19, 2021
落ち葉が敷き詰められたふかふかのトレイル
ベンチも小ピークごとにご丁寧に設置されてあります。
途中から落ち葉が少なくなります。
ここの分岐から八王子城のメインルートに入れます。
新道・旧道
どちらを進んでも良いのですが、今回は旧道を進みました。
旧道は新道と比べるとやや荒れておりますが問題ないレベルです。
下山できました。
ここから太鼓曲輪尾根コースへ向かいます。
太鼓曲輪尾根はこの橋を渡った直後の踏み跡を登っていけば尾根へと取り付けます。
詳細はこちらを。
心源院歴史古道の総評
アクセス:登山口までは駅からはやや距離はありますが、バスの本数は多いので問題ありません。
ただ、逆コースにするとバスの本数がぐっと減るので逆コースはあまりおすすめできません。 |
3 |
走りやすさ:適度なアップダウンはあるものの全て走り通せます。
心源院歴史古道だけだと距離は短いですが、本ブログで紹介したように太鼓曲輪尾根につなげたり、北高尾のメイン稜線へとつなげることもでき、様々なコースアレンジができますのでロングコースを希望されている方にもお勧めです。 |
4.5 |
コースのわかりやすさ:本記事中でお伝えした通り、標識は非常に充実しており分岐も多くはないので非常にわかりやすいです。
迷うことはまずないでしょう。 |
5 |
人の少なさ:ここはコースは整備されているのに、地図には載っていない北高尾のルートなので穴場です。
土日でも訪れる人はわずかです。 |
4.5 |
総合:北高尾は地味で眺望もほとんどない、というイメージがあるかもしれませんがそんな北高尾の中でも随一の眺望を誇るのが本記事中で紹介した大六天です。
アップダウンもありますが、北高尾のメイン稜線よりかは激しくないのでそういった意味でも初心者向きのコースだと思います。
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3.5 |