日連アルプス 穴場の縦走ルートを徹底紹介

今回は神奈川県、藤野にあるご当地アルプス

「日連(ひづれ)アルプス」の紹介をさせて頂きます。

日連アルプスについて

藤野市にある標高500前後の低山から成るご当地アルプスです。

藤野駅で降りる登山者は多いですがそのほとんどは北側の「陣馬山」に向かってしまいます。

しかしだからといって日連アルプスに魅力がないのかと言えば全くそのようなことはありません。

藤野市公式HPでも取り上げられておりますので詳しいMAPなどはこちらを

藤野観光協会 | 森と湖と芸術のまち | 神奈川県相模原市の藤野は自然に恵まれた「森・湖・芸術のまち」です。本サイトでは藤野で行われるイベント、温泉、宿泊所、スポーツなどをご紹介します。

日連という集落の守り神、金剛山(金剛山神社)から峰山、八坂山、杉峠を経て日連山、宝山と続く山々が「日連アルプ…

最新の情報は山レコなどから入手してください。

それを今回の記事で詳しく解説して参りましょう。

日連アルプスにはヒルはいるの?

結論から言うと丹沢に近い山域ですので(広義ではここも丹沢山塊に入っているようです)ヒルはいるようです。

ですのでヒルが気になる方はヒルのいる時期は避けた方が良さそうです。

 

日連アルプスのアクセス

公共交通機関

JR中央線藤野駅から徒歩20〜30分ほど

トレイルランナーであれば全く問題ないでしょう。

歩いても十分アクセス可能な距離ですが長い歩道歩きが嫌であれば藤野駅前には高確率でタクシーが止まっているのでタクシーでショートカットしてしまうのも手です。

マイカー

今回紹介するのは縦走ルートとなりますが、周回ルートで藤野駅に戻ってくるのでマイカーでお越しの方は藤野駅周辺の駐車場に停車しましょう。

詳細はこちら

藤野駅からスタート

こちらの交差点を渡り左に進んでいきます。

歩道が狭い上にガードレールもなく、車の通りが多いのでここは要注意

こちらの歩道を渡ったら右へ

こちらの橋を渡ります。

こちらの寿司屋の前を左に曲がります

一瞬だけトレイルがあります。

すぐに車道に出るのでここを左へ

ここの看板が見えたらここを右へ

こちらを左へ

日連アルプス登山口へ

ここまでやや入り組んだ道で初見の方は迷ったり間違えたりするかもしれませんのでヤマレコやYMAPなどでGPSデータを取得してから訪れることをお勧めいたします。

ただし日連アルプスのコースに入ってからは比較的わかりやすいです。

1月に訪れたのでところどころ霜が降りていました。

おおだ古径というミニハイキングコースもあります。

ただしこちらに進んでしまうとコースアウトしてしまうので注意。

ここは道幅が狭くなっているので滑落注意です。

ここから尾根に取り付きます。

標識の説明にもある通りの急坂ですがすぐに終わります。

日蓮アルプスの尾根はアップダウンが結構多いです。

近くの北高尾に似ておりますが、北高尾と違うのは尾根全体が明るいところ。

特に葉が落ちた後の冬枯れの時期はご覧の通り非常に明るく気持ちが良いです。

宝山山頂

尾根へ上がってから間も無くして宝山山頂へ

ここが日蓮アルプスの第一ピークです。

景色は北側が開けておりますがあまり眺望はよくありません。

宝山を過ぎてからもアップダウンが続きます。

このような平坦なトレイルは少ないです。

そして人も少ない

日連山山頂

そして次なる日連山山頂へ

こちらは眺望はありませんが、ベンチがあります。

日連山を過ぎるとこのようななだらかで比較的走りやすいトレイルが続きます。

杉峠

日連アルプス唯一の峠、杉峠です。

ちなみにここから北側に抜けるルートもありますが台風の影響で長らく通行止めになっています。

また、杉峠には分岐がありここから鉢岡山へと向かうことができます。

ただし、鉢岡山も特に眺望も無いピークですのでピークハントに興味がなければスルーしても構いません。

私もスルーすることが多いのですが、今回は山頂紹介のために立ち寄ることにしました。

杉峠から鉢岡山までの距離は約一キロ

私の場合は軽く走って七分で到着しました。

途中にある展望台

昔は眺望が良かったのかもしれませんが、現在は木が邪魔でいまいちです。

日連アルプスのレポでお馴染みの乗り捨てられた車

鉢岡山山頂

鉢岡山山頂手前はやや登りが急になりますが、すぐに終わるので特に問題はありません。

鉢岡山からピストンで先の杉峠まで戻ってきました。この分岐を左に進めば鉢岡山。

右に進めば金剛山です。

次は金剛山方面へと進んでいきます。

日連アルプスはこのようにあちこちに標識があるので安心です。

そしてここを真っ直ぐ進むと金剛山ですが、ここを右にちょっと進めば眺望の良い峰山に行けますので是非寄っていきましょう。

峰山頂

「峰」という山の名前ですが、すごい名前ですね

そしてこちらは日連アルプス1の眺望を誇ります。

扇山方面がよく見えます。

さらに峰から北側へ少し進めば八坂山へ。

八坂山は特に眺望はありませんが、一瞬でつくので初めての方は寄ってみると良いでしょう。

八坂山までのトレイル。

ここも安定しています。

八坂山山頂

こちらが八坂山山頂へ

かつては八坂山から下山するルートがあったみたいですが、台風でやられたようで今は通行止めになっており通行できません。

金剛山山頂

先の分岐まで戻り、金剛山方面へと進むと間も無くして金剛山に到着。

山頂には小さな神社があります。

ちなみに同じ藤野にはもう二つの金剛山があります。

下山

金剛山バス停方面ルートで下山します。

冬場は落ち葉が大量に積もっている上に急な下りなので滑りやすいです、注意。

下山できました。

ここで終わりです。

後は藤野までIキロちょいです。

藤野駅まで戻ってきました。

お疲れ様でした。

 

日連アルプスの総評

アクセス:ハイキングコースまで徒歩だとやや遠く、わかりづらいのが難点ですがそれほど問題はありません。 3.5
走りやすさ:今回紹介したコースだと登り貴重になり登りがやや多いので、走りやすさを重視する方は金剛山から東へと進んでいく逆コースにした方が良いかもしれません。

アップダウンはやや多いですが人は少ないのでまあまあ走りやすいです。

3.5
コースのわかりやすさ:ハイキングコースまではややわかりにくいものの、尾根に乗ってさえしまえばとてもわかりやすく迷いやすいところもほとんどありません。 3.5
人の少なさ:あまり知られていない穴場なので人は土日でも少ないです。 4.5
総合:トレランと言えば高尾、という風潮がありますが高尾から少し中央線で進んだ先にも人が少なく良いトレランコースは大量にあります。

今回紹介したコースもその一つです、初心者の方にもおすすめな良コースとなりますので是非。

3.5
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