トレランを始めることで得られる5つの驚きの効果について

トレランを初めて早3年ほど。

その間に感じたトレラン特有の効果をお伝えしていきます。

ちなみに筆者の経歴は陸上経験はありませんが、元々サッカーなどを行っていましたのでよく走ってはいました。

その後、しばらく運動をしていない時期が数年ほどあり、社会人になってから登山に目覚め、そのトレーニングで再び走り始めるようにもなりました。

その後、また登山のためのトレーニングとしてランニングを再開。

そしてトレイルランニングというスポーツがあることを知り、トレランも始める

といった感じです。

そして今はトレランにはまりすぎて山の近くに引っ越し、週3〜4でトレランしています。

トレランで得られる5つの効果について

楽しみながら心肺機能のアップ

そもそもランニング自体も適度に心臓や肺に負担をかけることができるので心肺機能のアップができます。

特に1、ペース走 · 2、インターバル走 · 3、坂道ダッシュ

などをこなすことで効率よく心肺機能はアップしていきます。

そしてトレランは通常のランニングよりもさらに効率よく、心肺機能をアップすることが出来ます。

何といってもトレランは普通、アップダウンのある山道を走るので無意識に坂道ダッシュをこなすことが出来るのです。

ただ、心肺機能の効果の高いトレーニングほど、体に負担がかかりキツくて辛いもの。

坂道ダッシュや階段トレーニングなどがまさにそうですね。

それを何セットもこなすのは体力だけでなく、強靭なメンタルも必要になってきます。

実際に行った方であればわかると思いますが

「今日は坂道ダッシュ十本をやるぞ!!」

と意気込んでトレーニングに望んでも実際は半分もいかない3本目から

「もういいかな・・」

という考えが頭を過ぎるものです笑

そう、こういったきついトレーニングほど楽しくはないものです(きついトレーニングが大好き、という方もいるかもしれませんが・・・)

ですがトレランの良いところは「楽しみながら心肺を鍛えることができる」ということです。

例えば

交通量が多く、ガヤガヤとした空気の汚れたところでトレーニングする自分と

人が少なく、自然の多い綺麗な空気の山の中でトレーニングする自分を

それぞれ交互に想像してみてください。

恐らく「自然が大嫌い」という方以外は後者の方が良い、となるのではないでしょうか。

実際、後者のような環境でトレーニングを行えばきついトレーニングも楽しめて行えるものです。

トレランのレースはかなり距離が長いですがこれも飽きずに楽しく走れるから、というのが大きいと思います。

楽しみながら心肺を鍛えたい、という方は特におすすめです。

全身も効率よく鍛えることができる

トレランは足だけを使うわけではありません。

実際に行えばわかると思いますが、トレランは上半身もかなり使います。

不安定なトレイルを安定して走るためには下半身だけでなく、上半身のバランス感覚も重要になってきます。

下りでは両手を使ってバランスを取り、足を取られそうになったら腰を叩いてフォームを安定させたり、走れないような急な下りでは木の枝などを掴みながら慎重におりたり

そして上りでは走っては登れないような急登では両手を使ってよじ登ったり、と上半身もかなり使うのです。

このようにトレランは全身を使った全身運動ですので全身を脚だけでなく全身も効率よく来たることができるのです。

全身を鍛えることで内蔵の働きも活発化し、血液の循環が良くなりコレステロール値や血糖値などが下がったり生活習慣病の予防も期待できます。

心臓に適度な負担がかかると血管の疾患や動脈硬化などの予防にも繋がったりします。

痩せやすく太りにくい燃費の良い体になる

ダイエット目的でランニングを始める方は多いと思いますが、トレランはランニングより更に強度の高いスポーツとなります。

ですので、ランニングよりもトレランの方が基本的に痩せやすいです。

が、有酸素運動では

「あまり痩せない」

という声も多々あります。

その理由は有酸素運動をするのは継続して運動する必要があるから。

一般的には脂肪燃焼効果を得るには20分以上、運動をしなければいけないと言われておりますよね。

この理由は最初の20分で炭水化物をエネルギー源となるのですが、20分がすぎてから脂肪をエネルギー源となるためです。

つまり20分以上運動をしなければ脂肪燃焼効果は薄いのです。

もちろん、少しの時間でも有酸素運動を習慣にすれば基礎代謝が上昇し痩せやすい体になりますが、短期間で一気に体重を落としたい方には不向きです。

ですがトレランはランニングより更に運動量が多く、一回の山行では平気で7時間をすぎるのも珍しく無いのでとにかく消費カロリーが半端なく、痩せやすいです。

そして有酸素運動は動かした箇所が引き締まる物ですがランニングで使うのはふくらはぎや太もも、お尻ぐらいです。
が、トレランはお伝えしたように全身運動ですので全身を引き締めることが出来ます。

嫌なことが吹き飛ぶ

ストレス解消には運動が一番

という方も多いと思いますが、トレランはストレス解消を超えて

嫌なことが吹き飛ばす力があります。

吹き飛ぶまではいかなくても、少なくとも山を走っている間は嫌なことを忘れることが出来ます。

喧騒を離れ、自然の中で過ごすだけでも気持ちの良いものですが

そこで体を動かすことで非常に大きなストレス解消効果が得られるのです。

少々の嫌なことであれば吹き飛んでしまうほどのストレス解消効果を求めてトレランが病みつきになる方も多いのでは無いでしょうか。

意外と体を痛めにくい

スポーツ障害の多いランニング。

山道を走るいかにも激しそうなトレランは更に体を痛めやすそう

とトレランを知らない方は思っているかもしれませんね。

ですが実際は逆でトレランでの故障の頻度は以外と少ないものです。

この理由は舗装路に比べトレイルは足腰への負担が少なく

また、フォームもトレイルに合わせて細かく変えていく必要があるのでその負担は全身へと分散されることになるからです。

故障しやすいランナーはロードからトレイルに移行する傾向があるのはこのような理由からです。

まとめ

何かを始めるにあたっては

大きな効果やメリットが無いとなかなかはじめにくいものですが

トレランにはご覧いただいたようにこれだけの効果やメリットがあるのです。

そしてどれも実感しやすいので、何か新しい趣味を始めてみたいという方にもおすすめです。

 

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